こんにちは。せな(@senaaablog)です。
今回は赤羽雄二さんの著書「ゼロ秒思考」をご紹介します。
本書籍は数多くのYouTubeで紹介されており、書店でも前月に売れたベスト10に入るほどの有名な書籍です。
内容としては、著者の赤羽雄二さんが、マッキンゼーでも教えてくれなかった、思考を高速化する方法、思考を深める方法を彼の経験をもとに最適化したメモの取り方を教えてくれます。
仕事であなたは深く考えているつもりでも、考えが浅いと言われた経験ありませんか?
実際、あなたは必死にやってるし、どうすれば深く考えられるのかわからないでしょう。
なぜなら、そういう教育をこれまでに受けてないからです。時間をかければ深く考えられるというのも半分正解で半分間違いなのです。
これから先の内容はとてもタメになるので、内容を理解しながら読み進めていただきたいです。
結論
ゼロ秒思考を1ヶ月続けてみましょう。
それではみていきましょう。
目次
著者紹介
赤羽雄二(あかばね ゆうじ)
1978年に東京大学工学部を卒業。
その後小松製作所で、建設現場用ダンプトラックの設計、開発に携わる。
1983年にスタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士、修士上級課程を修了。
1986年にマッキンゼー入社。
2002年に日本発の世界的ベンチャーを一社でも多く生み出すことを使命として、ブレークスルーパートナーズ株式会社を共同創業。最近は、大企業の経営改革、経営人材育成、新事業創出、オープンイノベーションにも積極的に取り組んでいる。
ゼロ秒思考とは
ゼロ秒思考とは、すなわち、瞬時に現状を認識し、瞬時に課題を整理し、瞬時に解決策を考え、瞬時にどう動くべきか意思決定できることです。
「迷ってる時間はゼロ」「思い悩んでいる時間はゼロ」という考え方です。
この思考が実践できると高速で物事を考え行動に移し、結果を分析し、よりよくしていくことができます。つまり、高速で、PDCAサイクルを回すことができるのです。
ゼロ秒思考のやり方
早くやり方を教えてくれよと思う方のために、先にやり方を紹介しておきます。
やり方
①A4用紙を横置きし、
②1タイトル1ページで
③1ページに4〜6行、
④各行20〜30字、
⑤1ページを1分以内、
⑥毎日10ページ書く。
時間にして10分間。
たったのこれだけです。
ポイントは以下の通りです。
ポイント
・A4用紙を横置きにし、左上にタイトルを書いて下線を引き、右上には年月日を入れる。
・タイトルはなんでも良い。頭に浮かんだまま躊躇せずに書く。
初めのうちは4〜6行、20〜30字書くのは難しいですが、慣れてくるとにどんどん言葉が浮かぶようになり、メモに書くよりも早く言葉が湧いてくるようです。
メモの効果
メモの効果
・頭が整理される
・自信が出てポジティブになる
・腹が立たなくなる
・急成長できる
頭が整理される
頭の働きが良くなり、「なんとなく考えてたこと」や「なんとなくできてたこと」が、はっきりと言葉で書くことで可視化できるようになります。
そうすることで、「とにかくやれ」「よくわからないけどこうやれ」という曖昧な表現から、具体的なノウハウとして伝えることができるようになる。
具体的に伝えることができるのでコミュニケーションも円滑になり、人間関係も良くなります。
自信が出てポジティブになる
メモを書くと頭がスッキリし、モヤモヤがほとんどなくなります。
そうすると、「今心配しても仕方がない心配事」「なんとなく気になってる懸念事項」などが整理され、本当に大事なことだけが見えてきます。
何も考えず書いてたら、自分でこんなこと書くのかと驚く方もいて、新たな気づきや発見があるようです。
メモ書きによって、自分の置かれた状況、目の前の課題が素早く可視化され、優先順位も自ずと明確になり、課題が速やかに解決され、好循環が始まり、人間が生来持つ自信とポジティブさが自然に出てきます。
腹が立たなくなる
「腹が立ったとき」「気分が悪いとき」は、それを全部メモに書き出すとすごく楽になります。
相手の名前はストレートに書きましょう。そして、遠慮なく書きましょう。
誰にも見せるわけではないので、自分が思ったことを素のまま書き出せばいいのです。
それがたとえ愚痴であっても構いません。
メモ書きすることで主観から離れ、客観的に見ることができるので、腹が立たなくなります。
急成長できる
メモを書くと頭の整理ができる。
頭の整理ができるというのは、「今何が大切か/大切でないか」「今何をすべきか/しなくて良いのか」が常に明確にわかっているということです。
そのため、いろんな問題が同時に起きても、慌てず、騒がず、必要な情報を収集し、重要、深刻なものから順次解決していくことができます。
そうすればどんどん成果が出て、やればやるだけ前に進めます。
タイトル例紹介
仕事に関するタイトル
・どうすれば仕事のスピードを上げられるか
・仕事がうまくできるとき、できないとき
・どういうとき仕事が中断してしまうのか
・今日明日で仕上げてしまうこと
・上司とのコミュニケーションの仕方
将来に関するタイトル
・自分は本当は何がしたいのか?
・自分が本当に得意なことは?
・自分は何に向いているのか?何が本当にうまくできるのか?
読書に関するタイトル
・どんな本を読みたいか?
・今後1年以内にどういう本を読むか?
・読んだあと、どうやって役立たせれば良いか?
今日、あるタイトルで書いてもら明日またその言葉、あるいは似たような言葉、フレーズが浮かぶことがあります。そういうときは躊躇せずもう一度書きましょう。
そのタイトルが頭に残っているとモヤモヤしたままになりますし、何より立ったの1分でスッキリできます。
気になった言葉
・アイディアは一期一会なので、思いついたその時に書く。
・感情を考えに、考えをメモに
・メモは深掘りするとさらに効果的
「これってブログにも活用できるんじゃね?」って思いました。
例
この記事で言えば、タイトルは、ゼロ秒思考の記事構成
・ゼロ秒思考って何かをわかりやすく伝える
・ゼロ秒思考のやり方を説明しポイントを抑える
・ゼロ秒思考をすることで得られる効果の説明
・タイトルが浮かばない人のために具体的なタイトル例紹介
さらにそれぞれを新たなタイトルにしていけばさらに深くわかりやすく記事が書けるようになると思いました。
まとめ
やり方
①A4用紙を横置きし、
②1タイトル1ページで
③1ページに4〜6行、
④各行20〜30字、
⑤1ページを1分以内、
⑥毎日10ページ書く。
効果
・頭が整理される
・自信が出てポジティブになる
・腹が立たなくなる
・急成長できる
結論
ゼロ秒思考を1ヶ月続けてみましょう!