こんにちは。せな(@senaaablog)です。
今回は数多くの有名ブロガーさんが紹介されている染谷昌利さんの書籍「ブログ飯」で学んだことを解説していきます。
<この本で最も伝えたいこと>
小手先のテクニックよりもブログで飯が食えるようになる本質を知って実践しよう!
目次
- ブログ飯とは
- 誰に何をどうやって伝えるか
- 読者が読みたくなる記事とは
- ブログを成長させるためのポイント
それではみていきましょう。
ブログ飯とは...
飯が食えるブログというのは、その名の通り、たくさんのファンを継続的に得て、飯を食えるだけの収益を上げるブログのことです。
小手先のテクニックを伝えている本はたくさんありますが、実は小手先のテクニックを身につけたとしても、一時的な収益は得られるかもしれませんが、継続的にファンを作ることはできません。つまり、将来的に収益は落ちていく仕組みです。
継続した収益を得るにはファンを作ることが1番です。ファンを作るためのコツやポイントがこの本にはたくさん記されていましたので、順に見ていきましょう。
誰に何をどうやって伝えるか
ポイント
- テーマ(何を書くか)
- 目的(何のために書くか)
- 身近な人に向けて書く(誰に向けて書くか)
なぜ「テーマ」と「目的」が大事かというと、モチベーションに大きく関わるからです。実際モチベーションが高い人と低い人の記事には大きな差が生まれます。それは読者にも伝わります。
想像してみてください。
好きなこと、得意なことであれば、楽しく、深く書けませんか?
その気持ちを全面的に出していきましょう!めちゃくちゃ楽しいはずです。
テーマ(何を書くか)
「テーマ」は最低でも30記事は書けるものにしたほうがいいです。
30記事と考えると、多いなって思うかもしれませんが、自分の好きなこと、得意なことであれば、意外と30記事は書けます。
例えば、営業が得意な人であれば、「営業トークネタ」や「アポの取り方」「電話の掛け方」「名刺の渡し方」「プレゼンの仕方」など書くことはいくらでも出てくると思います。初めのうちはそんなテーマを選びましょう。
何かの分野でオタクとかマニアと呼ばれている人はぶっちゃけ最強です。
もしそんな分野を持っているのであれば是非記事にしてみてください。必ずあなたの知識・情報を待っている人はいます。そのような人たちを大切にしましょう。
目的(何のために書くか)
目的、つまり何のために書くかもめちゃめちゃ大事です。
私がブログを書く目的は、人に文字を通して伝える楽しさを知り、少しでも役に立ててほしいからです。たしかにお金になれば嬉しいですが、それ以上に私の分に影響されて行動に移してくれるともっと嬉しいです。
目的がブレなければ間違いなくモチベーションは高く保つことができ、ファンを増やし、収益も増やせます。
何の目的もなくただお金を稼ごうと思っている人は、モチベーションが長続きするとは思えません。そんな人は他の手段を試し、自分に合ったものを探した方がいいです。
誰に向けて書くか
誰に向けて書くか。おすすめは自分の身近な人に向けて書くことです。
家族や友達、恋人など・・・
想像してみてください。
自分の大切な人が困って、あなたに相談してきました。
あなたはできる限りの情報を調べて、できる限りわかりやすく、噛み砕いて説明しますよね。
その親切さというのは文章であっても伝わります。
現時点でのベストを尽くして記事を書きましょう。
もし、友達があまりいないという人は、「こんな友達がこんなことで困ってる」イメージしてから書くと親切な文章になります。
ある商品やサービスを紹介するとして、本当にその人のことを想っていれば、「良いところ」だけでなく、「悪い(足りない)ところ」、「実際に使ってみた感じ」「勧めたいポイント」までを独自の言葉で伝えようとします。
大事なのでもう一度言います。
身近な人に向けて記事を書きましょう。
読者が読みたくなる記事
人は自分との違いや差に興味を持つ
読者が読みたくなる記事は、「自分自身のためになる知識や情報、面白い話」です。人は自分との違いや差にこそ興味を持つ生き物で、自分が知っている情報に時間やお金は使わないものです。
あなたは自分の知っている知識しか載っていないようなわざわざ本を買いますか?
答えはNoです。
自分の不足している知識や道の分野の本を選ぶことでしょう。
自分の普通は人の普通じゃないかも
あなたにとっては普通と思っているようなことでも、人はその情報を欲している可能性があります。
例えば、サラリーマンで営業している人からすると、「マナー」や「パワーポイントの作り方」「身だしなみ」など、当たり前の情報かと思いますが、営業をこれから始める方にとっては貴重な経験であり、知りたい情報です。
まずは、自分が当たり前と思っているようなことが、どんな人の役に立つのか考えてみましょう。
ファン化
記事を読んでくれた人にファンになってもらうことがブログ飯になる最も重要なポイントです。
役に立つ記事(コンテンツ)にあなた自身のキャラクターを組み合わせて周りのブログと差別化を図ることが1番です。そして一度ファンになってくださった方を裏切ってはいけません。常にファンに寄り添い、役立つことを発信しましょう。
ブログ成長のコツ
次にブログを成長させるためのポイントを説明します。
seo対策よりも記事の本数・内容
seo対策よりも記事の本数・内容を意識すべきです。
例えば検索順位を上げるために小手先のテクニックを使って何度も同じキーワードを記事に組み込むとします。
今現在はそれが検索順位を上げるコツだとも言われていますが、キーワードを多用しすぎると、よくわからない文になってしまうことがあります。
読者から見るとどうでしょう?
おそらく、「なんか変!」といってファンにはなってもらえないと思います。
seoを意識しすぎると、一時的にGoogleから評価され、検索順位が上がったとしても、時間が経ち、検索順位の構造が変わると、収益が全く得られなくなります。それどころか、そのやり方ではファンを作ることができないので、逆効果になってしまいます。
記事を書けば書くほど、いろいろな気づきや自分の特性を理解でき、成長速度が上がります。seo対策に時間をかけるのではなく、その分、記事の本数だったり内容をより深いものにしましょう。
人気ブログを読んで真似て鍛える
人気ブログは必ず人気が出る秘訣が隠れています。
何度も何度もそのブログを読んで真似ているうちに、その秘訣を知ることができるようです。その秘訣を知ればもう勝ったも同然。あとは自分の味を出していくだけです。
私が人気ブログに共通すると思うものは、「改行をうまく使うこと」「画像(イラスト)の配置」「読者の悩みに対する明確な答え」が示されていることです。
人気の出ていないブログや自分のブログを見返したときに、当たり前だと思うことができてないと気づきました。
特に人気の出ていない人の大半は「読者の悩みに対する明確な答え」をおろそかにしがちです。自己満足の記事は読む価値がありません。読者の悩みに答えてこそ価値が生まれるのです。
記事を書いてるうちにいつのまにか自分が書きたいことに走っていたのだと気づきました。以降気をつけるようにします。
習慣を味方につける
朝飯前にブログを書く
「朝飯前にブログを書く」これはどういうことかというと、優先順位をあらかじめ決めておいて、それを朝起きて1番最初にする。いや、むしろ、それ以外のことはそれが終わるまでしないようにする。
有名ブロガーのマナブさんも毎日投稿を約1000日ほど続けていた時は、朝起きたら1番に記事を書くようにしていたと言っています。
一番にやるべきことを朝に終わらせることでその後が気持ち的に楽になり、ものすごく楽しめます。言ってみれば、午前中に全ての仕事が終わっているサラリーマンのような感じです。
自分の感じたことや感想を必ず文末に入れる
自分の感じたことや感想を入れることで、他の記事と似ているようで何か違う、自分独自のキャラクターを出すことができます。
逆に、感じたことや感想がなければ、ただの事実だけを書いており、そこに面白さや共感は生まれません。
人は常に共感を追い求めているので、共感を生み出せる人は強いです。
ネタ探し
よく、ネタが尽きたとか、自分の知識で書けるものが少ないという人が多いです。
そう言った人は自分が持っていて人が知らない知識等を自己分析できていません。
しっかり自己分析をすれば、人との違いを知ることができて、人がどんな知識を欲しているのかわかります。ただ、そういったことをした上でネタが尽きたのであれば以下の方法をとるといいです。
いつもと違うことを体験し知識を得る
自分がこれまでに経験してない未知の分野に挑戦してみて、そこで得た経験や知識をブログにすれば、すごい成長につながります。
自分自身の知識に幅が広がり、その知識を他のことに代用したり、その分野の悩みを抱えている人に向けて記事を書くことができます。
さらに、挑戦することはとても楽しいことなので、自分のいろんな面が見つかることでしょう。
最後に収益は集中させない
最初に定義したようにブログ飯は継続的な収益を得ることが大事です。もし、一つの収益だけに頼っている人は他の分野でも収益を獲得する仕組みを作り、分散させておくことが大事です。
一つの収益に頼ってあると、そこの収益源で何か問題があったときに、激減してしまうからです。しかし、収益を分散しておけば、もし一つの分野で問題が起こったとしても、他の分野で飯を食べることができます。
ここでのおすすめは一つ一つの収益源の割合を20%いかにしておくといいでしょう。全体で50万円稼いでいる人がいたとして、一つ一つが20%であれば、一つの収益源で問題があったとしても、40万円は稼げるので、そこまで大きな問題ではありません。しかし、一つの分野で50万円を稼いでいて、その分野で問題が起きた場合は大打撃です。
例
- アフィリエイトブログ4ブログ 各5万
- アドセンスブログ 10万
- YouTube 5万
- 動画編集 5万
- オークション 5万
- 執筆 5万
など、いろいろなところに収益を分散させておくことで、何かの収益が激減したとしてもそこまでのダメージはないです。分散しておくことが継続して収益を生み出すポイントです。
まとめ
小手先のテクニックよりもブログで飯が食えるようになる本質を知って実践しよう!
小手先のテクニックに頼れば一時的な収益を得ることは可能ですが、時代が変われば通用しなくなります。それよりも、ファンを獲得するために、読者の悩みに明確に答える心のこもった会心の記事を書くことが大事です。
この記事を最後まで読み終えたところで今すぐに行動しましょう。