こんにちは。せな(@senaaablog)です。
今回は、サウナスパ健康アドバイザーの私が「目的に応じたサウナの入り方」というテーマで書いていきます。

サウナで筋肉痛や体の疲れって本当に取れるの?
もちろん取れます。ただ、目的に応じた入り方を知っていないとあまり効果が得られない場合がありますので、それを今から解説していきます。

この記事を読んでいる方の中に、サウナは我慢比べだと思っている方いませんか?
はじめに言っておくと、サウナは我慢比べではなく、正しい入り方をすれば「万能薬」になる優れものです。
最近はサウナブームで整うという表現が出てきましたが、整うことはもちろん、筋肉痛や、不眠症、痩せたい方など、さまざまな用途によって使い分けることで効果が現れます。
結論
サウナは万能!!
それではみていきましょう。
サウナの温度について
まず本題に入る前に覚えておいて欲しいことがあります。
それは「サウナの温度」についてです。
サウナ室にはベンチが置いてありますが、下の方が温度が低く、上に行くと温度が高くなります。
- 頭部が約70℃ほど=低温エリア
- 頭部が約80℃ほど=中温エリア
- 頭部が約90℃ほど=高温エリア
と定義しておきます。
温度計の設置してある高さと自分の位置からおよその何度程度の場所にいるのかを判断しましょう。
サウナに行くべき人の特徴

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こんな悩みを抱えていたら是非サウナへ
- 肉体的疲労の回復
- 肩こりや筋肉痛
- 血圧
- 鬱傾向や活力不足
- 美容
- 不眠症
- 気疲れ、ストレス
- 痩せたい
これらは全てサウナで改善できます。
目的に応じたサウナの入り方
温冷交代浴(一般的なサウナの入り方)
温冷交代浴の流れ
-
8〜12分ほど高温サウナ(90度ほど)に入る
-
サウナ浴後、水風呂に1〜2分ほど入り体を冷やす
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しばらく外気浴をし休憩する
-
1〜3を2・3回繰り返す
温冷交代浴によって得られる効果
- 肉体的疲労の回復
- 肩こりや筋肉痛
- 血圧
- 鬱傾向や活力不足
- 美容
肉体的疲労の回復
サウナに入ると血流は安静時の2倍近くまで上昇します。
それにより、酸素の摂取量が増え、疲労物質(乳酸)が排泄され、疲労回復が促進されます。
また、エネルギーが再生産され疲労回復の効果が上がります。
肩こりや筋肉痛
肩こりや筋肉痛の原因は、主に筋肉の角の緊張や血流の不足です。
サウナ浴をすることで、血行が良くなり、筋肉内を循環する血液量が増え、汗とともに汗とともに、疲労物質(乳酸)が排泄されます。
それによって、筋肉痛に効果があり、また、肩こりや腰痛などの神経感覚的な症状が改善されます。
血圧
血圧に悩んでいる人にはサウナ浴がぜひおすすめです。
低血圧の人はサウナ浴のみで調子の良さを感じますが、サウナと冷水の交代浴で、血圧を正常に戻します。これは反復効果と呼ばれます。
そして、入浴直後は、一時的に血圧が上昇しますが、その後、血管の拡張によって、最高血圧、最低血圧共に低下します。
特に最低血圧の低下は、高血圧の人にとって、サウナならではの嬉しい効果です。
しかし入浴後は次第に普段の血圧に戻ります。
ただ、サウナ浴を習慣にすることで毎日調子の良い生活を送れることになるでしょう。
鬱傾向や活力不足
こんな人いませんか?
疲れた、早起きが辛い、食欲がない、仕事に集中できない、眠りが浅い、些細なことが気になってならない。しかし、医学的な検査を受けても特に問題はない。
こんな症状がある人の調子を取り戻すには温冷交代浴がいいでしょう。
温冷交代浴は生活習慣病を持った人には勧められませんが、自らの自然治癒力を生かし、交感神経(自律神経)の働きを活発にして、生理機能を高めてくれる効果があります。
つまり、悩みを軽減し、ポジティブな気持ちにさせてくれるのです。
美容
高温サウナは美容にいいです。
高温サウナに入ると、皮膚血管がまず収縮します。
それから体温の上昇に伴って広がります。
血管調整の働きをよくして、皮膚の生理機能を活発にすることが美肌づくりのコツです。
その後は化粧水や乳液を塗ってしっかり保湿しましょう。
低温浴
低温浴の流れ
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サウナ室の低いところ(70度ほどがベスト)に座る
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リラックスして長時間(15〜20分程度)入浴する
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サウナからでたら足に2.3杯の水をかける
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湯冷めしないように注意して、20〜30分安静にする
低温欲によって得られる効果
- 不眠症
- 気疲れ
- ストレス
低温サウナにゆっくり入ると、神経を静め、緊張を解く鎮静作用が働きます。
活発な昼のリズムから、休息のリズムへの自然な転換がはかれ、快適な睡眠に役に立てたり、気疲れやストレスを解消してくれます。
繰り返し浴
くり流れ
- 高温サウナ(90度程度)に10〜15分入浴する
- 休憩する
- このセットを入浴時間をだんだん短くしながら、3・4回繰り返し、よく汗を出す
繰り返し欲によって得られる効果
- 痩せるための落汗減量
痩せるための落汗減量
皮膚から1mlの汗が気化するときには、0.58キロカロリーの熱量を奪いますし、よく汗を出せばその分体重も減ります。
しかし、それは一時的なことなので、結局のところ、日常の適度な運動と程よい食事の取り方が大事です。
サウナ浴のポイント
- 汗がよく出るように、いきなりサウナに入るのではなく、お風呂で下地を作る
- 時間の目安はありますが、自分がきついと感じたときに我慢せず出る
- 水分補給を忘れずに(お勧めはポカリスエット)
- サウナ内では極力話さない(周りの迷惑になるので)
- 飲酒、泥酔状態でのサウナ浴は絶対しない
まとめ
サウナ浴で改善できること
- 肉体的疲労の回復
- 肩こりや筋肉痛
- 血圧
- 鬱傾向や活力不足
- 美容
- 不眠症
- 気疲れ、ストレス
- 痩せたい
これらは全てサウナで改善できます。
結論
サウナは万能