こんにちは。せな(@senaaablog)です。
今回は堀江貴文氏の著書『多動力』の要約をしていきます。
こんな方におすすめ
- やりたいことはあるけど時間がないと言い訳している人
- 自分のやりたいことがなんなのかわからない人
結論
他人の目を気にせず、3歳児のように自分のやりたいことをやり、
やりたくないことをやらないという選択をしていこう!!
「多動力」とは何か。
それは、「いくつもの異なることを同時にこなす力」のことをいう。
しかし、「多動力」がある人は次から次に興味が移り変わってしまい、まったくもって落ち着きがない。
以前まではただのマイナスのイメージしかなかったが、今ではこの「多動力」が最も必要な能力だと堀江さんは豪語している。
時代は大きく変わろうというのに、日本人は「石の上にも三年」に代表されるような「一つのことをコツコツやる」という価値観から抜け出せていない。
最近は少しマシになったが、10年前は転職すらも、ネガティブに捉えていたくらいだ。
節操もなく動く人はこの国では尊敬されない。
そんな国民性の日本人が「多動力」を身につけるためには、ある種の洗脳を解かなければならない。
本書を読んで価値観を根っこから変えてほしいという願いを込めて作られた作品です。
本の目次
第1章:一つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
第2章:バカ真面目の洗脳を解け
第3章:サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
第4章:「自分の時間」を取り戻そう
第5章:自分の分身に働かせる裏技
第6章:世界最速仕事術
第7章:最強のメンタルの育て方
第8章:人生に目的なんていらない
著者の紹介
・堀江貴文 (ホリエ タカフミ)
・福岡県出身
・実業家
・著作家
・投資家
・ユーチューバー
・プログラマー
・飲食店プロデューサー
・オンラインサロン主宰者
・メルマガ配信者
・大学在学時に起業
『非常識に生きる』
『やり切る力』
『スマホ人生戦略』
『あり金は全部使え』
『本音で生きる』
など、数々のベストセラーを執筆
こうやってみると行動の数がすごいな...
本書の要点
あなたの貴重な時間を情報を得るために使ってはいけない。オープンイノベーションにより、情報それ自体の価値はゼロになる。
情報を得ることに時間を使うのではなく、もっと他のこと(経験)に時間を使おう。
なぜなら情報はネットを見ればすぐに知れる時代になってきた。
それに比べて、「体験」は自分の財産として残る。
あなたの代わりがいる限り、あなたの値段は上がらない。複数の肩書きを掛け算し、レアな存在になろう。一つの肩書きにこだわってはいけない。
自分の代わりが務まるような仕事自体にはほとんど価値がなくなる。
確かにその仕事の中でも早い遅い人がいるけど実はあまり大差ない。
それよりも自分にしかできないことが何か探し、それを掛け算していくことで、あなたの価値が高まっていく。
一つの肩書にこだわっている人はもったいない。
一つのことに1万時間取り組めば誰でも100人に1人の人材になれる。
100人に1人×100人に1人×100人に1人=100万人に1人の人材。
いろんなことに挑戦し肩書きを得よう。
仕事を掛け算するとき、似通ったワラジ同士より遠く離れたワラジを掛け合わせた方が、その希少性は高まる。
例えば、「ユーチューバー」×「動画編集者」だと似通った草鞋同士であまり希少性は生まれないが、
「ユーチューバー」×「プログラマー」の方が似通ってなく希少性が高まる。
このように、似通ったワラジではなく、それとは全く関係のないようなものを学び掛け算していくことでより希少性が高まる。
「完璧主義者」は、何度もやり直し、一つの仕事にアリ地獄のようにハマってしまう。目指すべきは、完璧ではなく完了だ。
目の前の仕事をサクサク終わらせ、次に行く。
そして、前の仕事には戻らない。
そういった、「完了主義者」こそ、大量のプリジェクトを動かすことができる。
あなたの身近にもいないだろうか、AとBですごく悩んでいて、側から見るとどちらでもいいものに時間をかけている人。
本当に悩まなければいけない場面であれば仕方がないが、ほとんどの場合どうでもいいことだ。
そんなことに悩まずどんどん新しいことを始めていこう。
恥をかく勇気、失敗する勇気さえ持てれば、どんどん免疫ができて、リスクをとることを恐れなくなる。この勇気を持つことが何よりも重要なのだ。
今この瞬間から周りを気にすることをやめよう。
実はほとんどの人間が自分にしか興味がないものだ。
あなたのことを気にしているのはあなただけ。
それを理解することができれば、周りの雑音に耳を傾けることがなくなり、前進していける。
「多動力」を身につけるためには、どんな知識や仕事術を身につけるよりも、「感情」のフィルターを外すことが先決なのだ。
本当の「多動力」とは、「効率よく無数の仕事を処理する力」ではなく、「楽しいこと以外、自分にしかできない仕事以外はやらないと決める力」だ。
電話の取次ぎ、資料作成、経費精算。
会社には自分でやらなくてもできる仕事や全く心がワクワクしない作業が溢れている。
そんなものを効率よく処理しても多動力とは言えない。
ただのちょっと仕事の早い便利屋で終わるだけ。
他の人でもできることやワクワクしないことはやらない。
スケジュールを好きなことだけで埋めていく。
その決意をすることが多動力なのだ。
感想
本書は結構強めの言葉で書かれてますが、説得力があります。
伝えたいことは一つ、「やりたいことを今すぐやれ!」
飽きたらやめればいいし、とにかくやってみることで、その分野の知識や経験がつき、他のことにも生かせることが出てくるかもしれない。
やろうかなと迷ってような人とはここで差がつく。
やりたいと思ったらやれ。
そのためには、やりたくないことはせず、つまらない人とは付き合わないことが大事。
時間は皆同じ24時間なのに、そんなことに時間使ってたらいくらあっても足りない。
また、各章ごとにjust do itという項目があり、そこに書かれてることを実践することで自由になっていけると思う。
気になる人は購入してみてね。
実践したいこと
他人の目を気にせず、3歳児のように自分のやりたいことをやり、やりたくないことをやらないという選択をしていく。(比率を変えていく)
今日から始めよう。