こんにちは、せーなんです。(@seenan1029)
私はこんな人
「ビジネスの戦略というものがよくわかっていないので、流れなどを知り、自分のやろうといていることに何か活かせないか」
と思い本書を手にしましました。
まず「100円のコーラを1000円で売る方法①を読んでこの続編であればハズレはないな」というのが第一印象です。
「100円のコーラを1000円で売る方法①」では主にマーケティング戦略について学ぶことができ、この「100円のコーラを1000円で売る方法②」ではビジネス戦略が学べるとのことでした。
この本は「戦略の本質とは何をやらないかという選択である」ということを伝えたい本です。
では早速僕が気になったところを抜粋して3つ紹介します。
1.弱者の戦略の基本は競争相手と差別化すること
弱者の戦略の基本は競争相手と差別化すること。
強者の戦略の基本はそれを封じ込めること。
これはリーディングカンパニーとそれ以外の会社という構図です。
たしかに、「弱者が強者に挑む場合、強者と同じことをしていても差が開く一方」です。
しかし、「弱者は弱者なりに自分達に強みや強者ができないことを分析して実行していくことで、強者もそれを封じ込めることができず、成功していける」わけです。
なので、まずは紙にでもいいので書き出してみて、「自分の強み」「強者の弱み」などをしっかり分析してみましょう。
まずはそこからです。
2.PDCAサイクルを回す
「PDCAサイクルは本来、1週間や半月といった短いスパンでどんどん高速回転させて初めて威力を発揮」するものです。
ビジネスの基本と言われるPDCAサイクルですが、実はうまく回せていない人が多いです。
というのも
P→D
↑ ↓
A←C
と考えてしまい、またスタート地点に戻るように見えてしまうことが原因です。
しかし本来のPDCAサイクルは
アクションの後次の仮説に進むようになっています。
仮説(Plan)を立てて、実行(Do)して、その結果を検証(Check)して、次の行動(Action)につなげる。
こうやって進んでいきます。
あとはこれを高速で回していくことで間違いなく進んでいきます。
3.弱者の戦いは「選択と集中」
先ほども言ったように弱者の戦略の基本は競争相手と差別化することです。
その差別化を行うためには中途半端になってはいけません。
ターゲットを誰に絞り、何に特化して、何を捨てるか(トレードオフの見極めが大事です)
しっかり選択した上であとはそれにひたすら注力します。
もちろん選択したことが間違いの場合もあるのでしっかりPDCAサイクルを回しながら行っていきましょう。
この3つを徹底し、ビジネスを前に進めていきましょう。