こんにちは。せな(@senaaablog)です。
今回はpha氏の著書「しないことリスト」の書評を書いていきます。
この「しないことリスト」を読むにあたって私は以下の3つを目的に添えました。
- しないことリストのメリットを知る
- 具体的なしないことリスト一覧を見たい
- することリストとしないことリストの比較
このうち1.2番は知ることができましたが、残念ながら、3番の「することリストとしないことリストの比較」は知ることができませんでした。
この本は、
「自由に生きていきたい人」
「人生に余裕を持ちたい人」
「したいこととしたくないことの区別を行いたい人」
におすすめの本です。
自称ニートの著者phaさんが、実践しているもので、全て経験に沿って書かれた内容になっています。
個人的な意見も多少含まれていますが、自分に置き換えて考えることで、「何をしないで生きたいか」が見えてくることでしょう。
36個もしないことリストがあるので、自分が気になった部分だけ読むのもありです。
結論
自分なりの価値観を持ち、自分のペースを把握し、自由な生き方をしよう
目次
著者
- 著者名:pha(ふぁ)
- 1978年生まれ
- 大阪府出身
- 京都大学総合人間学部を24歳で卒業し、25歳で就職
- できるだけ働きたくなくて、社内ニートになるものの、28歳の時にインターネットとプログラミングに出会った衝撃で会社を辞める
- 毎日フラフラしながら暮らしている
- シェアハウス「ギークハウスプロジェクト」発起人
しないことリストのメリット
しないことリストのメリット
- しないことを決めておくと、「やらなきゃ」という気持ちが減り、人生に余裕が生まれる
- 自分がしたいこととしたくないことの区別ができる(共通点が見えてくる)
- 心にゆとりができ、自由に生活ができる
しないこと(したくないこと)を決めると、無駄ことに時間をかけなくなり、したいことだけに時間を使うことができるようになります。
その結果、「自分のしたいこと」「達成したいこと」だけに注力し、結果を出せるのだと思います。
また、結果を出せなくても落ち込む必要はありません。
なぜなら、「自分のしたいことをするだけで、それは自由な生活」だからです。
しないことリスト一覧
この本では、しないことリストが四つに分けられています。
- 所有しないリスト
- 努力しないリスト
- 自分のせいにしないリスト
- 期待しないリスト
所有しないリスト(環境をスッキリさせる)
ものを持っていると、お金やメンテナンスだけでなく、ずっと使ってないものを捨てるかどっか気になり、心理的なコストもかかります。
それに伴い社会は変化し、必要な時にだけ、「レンタル」や「シェアする」サービスが増加してます。
このサービスは画期的で、「他人とモノや空間をシェアすることで、自分一人では出会わなかったものに出会えて世界が広がる」という面白さがあります。
- 余計な買い物をしない
- お金で解決しない
- 高い家賃を払わない
- 自分だけで独占しない
- 頭の中で考えない
- 読みっぱなしにしない
- デジタルにしない
- 過去に固執しない
- 高く積み上げない
努力しないリスト(行動を楽にする)
仕事をするために人生があるわけじゃなく、人生を充実させるための手段の一つが仕事であるにすぎません。
努力をすることは別に偉くありませんし、無理に働き者になる必要はないのです。
だらけまくって、やる気が出るのを待つのも一つの手です。
- だるさを無視しない
- 元気でいつづけない
- 自分を大きく見せない
- 睡眠を削らない
- 一人でやろうとしない
- すぐに決めない
- イヤなことをしない
- 土日を特別視しない
- 一箇所にとどまらない
自分のせいにしないリスト(意識を楽にする)
世の中、個人の努力ではどうしようもないことが多いです。
人間はだれでも突然予想外の事故や災害や病気などに襲われて、人生がつらいことになる可能性があります。
今、特に問題なく暮らしている人も、「たまたま運が良かっただけ」に過ぎないのです。
だから、全て自分のせいでもないし、全て社会のせいでもないと考えましょう。
「自己責任は50%、自分ではどうしようもないことが50%」と言うくらいに考えておくのが、自分に甘すぎず、厳しすぎず、ちょうどいいくらいのバランスになるのだと思います。
- 二択で考えない
- 自分の実力にしない
- 孤立しない
- つながりすぎない
- 予定を守らない
- 差別しない
- 同じ土俵で戦わない
- 感情を殺さない
- 絶望しない
期待しないリスト(人生を楽にする)
「こうでなくてはいけない」とか「こうなるはずがない」といった思い込みにこだわるのをやめましょう。
世界は人間の期待通りに動くわけではないのです。
「まぁこれぐらいで仕方ないかもしれない」「世の中がこんなもんだしな」という曖昧な妥協も人生には大事です。
- 閉鎖的にならない
- 何かのためにしない
- 最後まで我慢しない
- 仕事に身を捧げない
- 人の意見を気にしない
- 議論しない
- あえて何もしない
- 長生きしない
- 完璧を目指さない
以上が合計36個の「しないことリスト」です。
個人的には赤文字で書いたものが重要なものだと思いました。
あなたにとって大事なものは私と違うはずですので、いいなと思ったものは紙に書き出し部屋に貼っておくといいでしょう。
私のしないことリスト
著者の場合、とにかく楽に(身軽に)生きるためのしないことリストですが、私は有意義な生活を送るためのしないことリストを作ろうと決めました。
もちろん、著者のリスト(上記で挙げた赤文字のもの)は全て、実践しようと思ってます。
- 2度寝をしない
- 仕事を優先しない
- 苦手な人とは付き合わない
- 視野を狭くしない
- ケチにならない
- したくないとこはしない
この生活に近づけていきます。
あなたもこの記事を読んだその瞬間から「しないことリスト」を作成してみましょう。
まとめ
世の中、よく考えてみると「しなくていいこと」がほとんどです。
それを無理に頑張ったりするのではなく、「しない!」と決めておくことで、自由な生活になります。
しないことは人それぞれですので、ぜひ自分なりの「しないことリスト」の作成をオススメします。
結論
自分なりの価値観を持ち、自分のペースを把握し、自由な生き方をしよう