こんにちは。せな(@senaaablog)です。
今回はナポレオン・ヒル氏の「思考は現実化する」の書評を書いていきます。
この書籍は、ナポレオンヒル氏が、500人以上の成功者に聞き込みをし、彼らの共通点やストーリーをわかりやすく書いており、とても面白い内容でした。
そして、その成功者たちに共通して言えることが「できると信じ、行動したことです。」
それぞれ成功までの道のりは違いますが結果として、「人の願望は信念のもとに明確な目標を立て、計画し、行動すれば必ず達成できる」つまり、思考が現実化するということを言いたい本です。
- 「理想を現実化するためのコツを知りたい」
- 「具体的な行動手順を示して欲しい」
こんな方にオススメの書籍です。
私もこの2つの目的を持って読み進めました。
するとまさにこの2つの目的に沿った内容でした。
基本的にお金に対する願望が多いストーリーですが、どんな願望にも応用腕切るものですので、コツだけでも覚えて、紙に書いて部屋に貼ってください。
それだけで間違いなく変わっていきます。
結論
強い思いがあれば理想を現実のものにできる!
それではみていきましょう。
著者
- ナポレオン・ヒル
- 1883年アメリカ生まれ
- 成功哲学の提唱者の一人
- 1908年、駆け出しの雑誌記者時代に、アンドリューカーネギー(鉄鋼王)と出会う。
- カーネギーの要請で万人が活用できる成功の秘訣の体系化に着手
- カーネギーの尽力もあり、著名な500名以上の各界成功者が共同作業に携わる
- 20年後、初期プログラム完成
- 実践の場での有効性を調査し、再び検討を重ねて、52年後の1960年についにPMAプログラム(ナポレオン・ヒル・プログラム)完成。
それではこれから、成功者たちに共通する具体的な行動を見ていきましょう。
願望実現の6箇条
願望の6箇条
- あなたが実現したいと思う願望を「はっきり」させること
- 実現したいと望むものを得るために、あなたはその代わりに何を”差し出す”のかを決めること
- あなたが実現したいと思っている願望を取得する「最終期限」を決めること
- 願望実現のための詳細な計画を立てること。そして、まだその準備ができていなくても、迷わずにすぐに行動に移ること
- 実現したい具体的願望、そのための代償、最終期限、そして詳細な計画、以上の4つを紙に詳しく書くこと
- 紙に書いたこの宣言を、1日2回、起床直後と就寝直前に、なるべく大きな声で読むこと
あなたが実現したいと思う願望を「はっきり」させること
単にお金がたくさん欲しいなどというような願望設定は、全く無意味です。
もっと具体的な願望を設定しましょう。
例:1億円稼ぐ
これだと目標が明確でひと目でわかり、脳が認識しやすくなります。
実現したいと望むものを得るために、あなたはその代わりに何を”差し出す”のかを決めること
この世界には代償を必要としない報酬など存在しません。
何かを得るには何かを犠牲にしないといけません。
例えば、先ほどの「1億円稼ぐ」であれば、「お金をめちゃめちゃ節約する」のか、「娯楽をやめる」のか、それとも「睡眠を削って働く」のか、何かを犠牲にしなければ1億円は手に入りません。
何かを差し出すことはきついものがありますが、絶対に手に入れたいものに比べれば大したことありません。
あなたが実現したいと思っている願望を取得する「最終期限」を決めること
最終期限を意識することで、現時点で自分がそれに向けてどのくらいの「ギャップ」があるのかわかります。
ギャップがわかれば、時間を無駄にする暇はありません。
例えば、10年後に1億円貯めるとすると、どのくらい頑張らないといけないのかが大体わかります。
願望実現のための詳細な計画を立てること。そして、まだその準備ができていなくても、迷わずにすぐに行動に移ること。
明確な目標、犠牲にするもの、期限を決めたら、あとは具体的な行動計画を決めて行動するだけです。
例えば、先ほどの10年で1億円稼ぐとすると、大体1年間に1000万円稼ぐ計算になります。
- 「1000万円稼ぐためには本業だけで達成できそうか?」
- 「副業もしたほうがいいのか?」
- 「副業をするとしたら何でどのくらい稼ぐべきか?」
- 「それを稼ぐためにどのくらいのスキルが必要か?」
- 「何を勉強するか?」
- 「そのスキルはどのくらいで習得できそうか?」
など、事細かに決める必要があります。
そして、今はまだ何もスキルを持ってない状態だとしてもとにかく行動してみることが大事です。
行動しないことにはそれが楽しいものなのか、成長できるものなのか、自分に合ったものなのかわかりません。
とにかくはじめのうちは行動あるのみです。
実現したい具体的願望、そのための代償、最終期限、そして詳細な計画、以上の4つを紙に詳しく書くこと
先ほど決めた、実現したい具体的願望、そのための代償、最終期限、そして詳細な計画、以上の4つを紙に詳しく書くことが大事です。
紙に書き、部屋の見える位置に貼っておくことで毎日目を通し、その思考を脳ができると判断するようになります。
紙に書いたこの宣言を、1日2回、起床直後と就寝直前に、なるべく大きな声で読むこと
起床直後と就寝直前には是非紙に書いた目標を声に出して読むようにしましょう。
この時、あなたはもうすでにその願望を実現したものと考え、そう自分に信じ込ませることが大切です。
紙を貼っておくだけでなく、起床直後に読むと、今日一日それを達成するための行動を心がけようと思い、就寝直前に読むと、今日の行動は良かったのかそれともまだまだなのか反省し、明日の活力になります。
また、声に出すことが、とても重要で、声に出し自分の耳から脳に伝達することで、少しずつ思考が脳に定着し行動しやすくなります。
これを続けるだけで間違いなく行動が変わり、成功への道を歩んでいくことになります。
ただ、人間続けることがなかなかできない生き物です。
つまり「忍耐力を身につける」必要があります。
では忍耐力をつけるためにはどうすればいいのでしょうか?
その答えもこの本では教えてくれます。
忍耐力を身につける4つのステップ
忍耐力を身につける4つのステップ
- 燃えるような熱意に支えられた明確な願望や目標を持つこと
- 明確な計画を立て、それを着実に実行していくこと
- 親戚、友人、周囲の人たちの否定的な、あるいは意気消沈させるような意見はキッパリ拒絶すること
- 目標と計画に賛成し、激励してくれるような人を1人、あるいはそれ以上の人を友人にすること
先ほどの願望実現の6箇条と忍耐力を身につける4つのステップを結びつけることで完全なものになります。
他にもこの本では数え切れないほどのポイントがあります。
今回は3つに厳選して紹介します。
重要ポイント
重要ポイント
- メンタルブロックを外す
- 習慣は諸刃の剣
- 男は女によって動かされる
メンタルブロックを外す
メンタルブロックとは、つまり、これまでの人生でネガティブな要素によって自分はできないと思うことです。
成功するためにはこのメンタルブロックを外さないといけないです。
メンタルブロックを取り外すやり方は、「ひたすら自分自身に語りかける」ことです。
その時に現在進行形で語りかけることが大事です。
例えば、願望実現の6箇条のところで例に出した、「10年で一億稼ぐ」という目標があるとする。
その時、自分に語りかける言葉は、「今、1億円を稼いでいるところかい?」というようにする。
そうすると自然と脳は「イエス」という答えを出し、さらに目標に向けて行動を起こすようになります。
習慣は諸刃の剣
自分が望もうが望むまいが自分の行動パターンを決めてしまうことが大事です。
習慣は諸刃の剣でプラスであろうがマイナスであろうが構わず実行してしまうことです。
このプラスとマイナスは主体性の違いから来るものです。
- プラスの習慣は主体的に身につけた習慣
- マイナスの習慣は知らないうちに身につけてしまった習慣
例:朝活
プラス:お金をたくさん稼ぎたい、いい人生にしたい
マイナス:人からの頼まれた仕事を断れなかったから朝やってる
プラスの行動パターンであれば、それは成功に近づいている証です。
マイナスの行動を減らし、プラスの行動に変えていきましょう。
とにかく主体的に動いていきましょう。
男は女によって動かされる
「男が力を発揮する最大の動機は、女性を喜ばせたいという願望である」と言われています。
文明以前、先史時代の男たちは、自分の偉大さを女性にアピールするためにこぞって猟をしていました。
現代のハンターたちは獣の皮を家に持ち帰ったりはしませんが、その代わりに美しいドレスや自動車や富を持ち帰っています。
それは、「女性を喜ばせるため」です。
昔も今も男性の本質は少しも変わっていないです。
違っているのは、方法だけです。
男性が莫大な富を築いたり、地位や名声を得ようとしているのは、女性を喜ばせようとする願望が最大の原因なのです。
というのは、男性の生涯から女性を取り上げてしまうと、莫大な富も無意味になってきます。
女性を喜ばせるということは男性本来の願望で酢ので、男性を生かすも殺すも女性次第だといえます。
もし、あなたが男性であれば、一生大切にしたい女性を作り、その人のためを思って行動すれば、自然と努力できるようになります。
まとめ
願望の6箇条
- あなたが実現したいと思う願望を「はっきり」させること
- 実現したいと望むものを得るために、あなたはその代わりに何を”差し出す”のかを決めること
- あなたが実現したいと思っている願望を取得する「最終期限」を決めること
- 願望実現のための詳細な計画を立てること。そして、まだその準備ができていなくても、迷わずにすぐに行動に移ること
- 実現したい具体的願望、そのための代償、最終期限、そして詳細な計画、以上の4つを紙に詳しく書くこと
- 紙に書いたこの宣言を、1日2回、起床直後と就寝直前に、なるべく大きな声で読むこと
忍耐力を身につける4つのステップ
- 燃えるような熱意に支えられた明確な願望や目標を持つこと
- 明確な計画を立て、それを着実に実行していくこと
- 親戚、友人、周囲の人たちの否定的な、あるいは意気消沈させるような意見はキッパリ拒絶すること
- 目標と計画に賛成し、激励してくれるような人を1人、あるいはそれ以上の人を友人にすること
重要ポイント
- メンタルブロックを外す
- 習慣は諸刃の剣
- 男は女によって動かされる
結論
強い思いがあれば理想を現実のものにできる!
今すぐやって欲しいことは、自分がこれだけは達成したいと思うことを深く考えて導き出すことです。
そして、願望実現の6箇条を実践してください。
これだけで間違いなくあなたの中で変化が生まれます。
人間みな1日24時間なので、その時間を有効に使って成功しましょう。