こんにちは。せな(@senaaablog)です。
今回は本田直之さんの書籍「レバレッジ・リーディング」の書評を書いていきます。
「時間がないから本が読めない人」
「どんな読み方が効率的なのか知りたい人」
こんな人におすすめの記事になっています。
私は昔から結構、本を読むのが好きで、月に約3〜5冊ほど読んでいました。
その時の読書は娯楽といった感じで、「へー、こんな経験をしている人がいるんだなー」と思うだけのものでした。
そして、もし、初めの方を読んで「面白くない」と感じても、せっかく買ったんだし読まなきゃもったいないと思っていました。
娯楽で読むのであれば今までの読み方でいいですが、これからはビジネスに活かしていきたいと思いますので、このような読み方はやめました。
正直にいうと、この本を読んで「思考がガラッと変わりました!」
私はこれからは無駄な時間を過ごしません。
いかに効率的に学び、レバレッジを利かせていけるかを大事にしていきます。
この本に書いてあることを実践すれば、間違いなく知識が自分のものになるだけでなく、行動し、スキルになります。
そして、格段と読むスピードが速くなり、1日に1冊読むことも無理ではないと思います。
この本を読めば、「読書が最高の投資」と言われるゆえんを完全に理解できます。
1500円の本で得た知識を使って15万円稼ぐこともできる。100倍のリターンです。
こんないい投資はありませんね。
社会人になって30冊ほど読みましたが、その中で間違いなく1番ためになった本です。
もっと早く出会いたかったと心の底から思ってます。
これからは学んだこと全てを実践して、めちゃくちゃレバレッジ利かせてリターンを得たいです。
目次
著者
本田直之(ほんだ なおゆき)
レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEO。
シティバンクなどの外資系企業を経て、バックスグループの経営に参画し、常務取締役としてJASDAQ上場に導く。
日米のベンチャー企業への投資事業を行うと同時に、少ない労力で多くの成果を上げるためのレバレッジマネジメントのアドバイスを行う。著書に、レバレッジシリーズをはじめ、ノマドライフ、パーソナルマーケティングなどがある。
本の読み方
今回紹介する本の読み方は4ステップです。
この4ステップで読書の質が変わります。
それではみていきましょう。
読み方
- 明確な目的を持って読む
- 制限時間を設ける
- 全体を俯瞰する
- 読書開始
明確な目的を持って読む
「明確な目的?」いちいち大げさだなと思うかも知れませんが、読書をする上でめちゃくちゃ大事なことです。
明確な目的を持って読まなければ、読み終わった後に、「あれ、何を学んだっけ?」という状態になってしまいます。
これではただの時間の無駄です。
読む前に明確な目的を持っていれば、自分にとって重要なところとそうでないところがはっきりします。
したがって、どうでもいいところは捨てることができます。これで読むスピードが格段に速くなります。
制限時間を設ける
忙しいビジネスパーソンが仕事をしながら読書をするには、工夫が必要になってきます。
その工夫として、「制限時間を設ける」ことが大事です。
時間が無限にあると思うと、余計なところでも読んでしまい、到底数をこなすことはできません。
制限時間を決めて読むことで、自分の目的に沿わないところを斜め読みし、目的にあったところはちゃんと読むようになります。
これだけで時間効率がグッとアップします。
そして、あらかじめ時間を決めておくと、その時間までに読み終えようと「集中力」が増します。
この二つの点で、本は制限時間を決めて読むべきなのです。
全体を俯瞰する
目的を明確化し、制限時間を設定したら、次のステップは「本全体を俯瞰する」ために、目次やまえがき、あとがき、著者のプロフィールを見ます。
本では、著者がどんな人なのか、知っておけば、だいたい本の内容がわかります。
例えば、著者が実務家であれば、現場ならではのエピソードや経験が綴られているでしょうし、学者や研究者なら、学術的な知識が得られるでしょう。
この全体を俯瞰することで、自分にとって重要なポイントを掴むためのベースができます。
このように1ページ目から読みはじめず、この一手間をかけることで、格段に効率的な読み方ができるようになります。
読書開始
本文を読む上で大事なことは、「緩急をつけて読む」ことと、「ポイントをおさえる」ことです。
「緩急をつけて読む」というのは、重要なところは熟読し、他は斜め読みするということです。
「ポイントをおさえる」というのは、線や印、書き込みを行い、自分がわかりやすくすることです。
「本にマーキングしたら、読みにくくなるじゃん」と思われる方も多いと思いますが、一度ポイントを押さえて、メモしておけば、別に読み返す必要もなくなります。
とにかく、気に入ったところやフレーズは線を弾いたり印をつけ、思いついたことは余白にどんどん書くようにしましょう。
最初は著者の本だったものが、読み終わる頃には自分の本になってることでしょう。
重要なポイント
次に先ほどの読み方に加えて大事だと思うポイントを4つ紹介します。
重要なポイント
- 読書後のフォロー
- カテゴリー集中法
- ハズレはすぐ閉じる
- 本を読まないから時間がない
読書後のフォロー
読書で最も大事なことは、「読書後のフォロー」です。
フォローとはつまり、行動、実践です。
ただ、書き込んだり、マーカーをつけただけでは十分ではありません。
確かに、知識として頭に入ったかもしれませんが、自分のスキルにならなきゃ意味がありません。
「知識をスキルに変えるには行動するしかありません」
これはマストです。この記事を読み終わってすぐに実践しましょう。
カテゴリー集中法
何か知識を得たいときは、そのカテゴリーの本を5冊ほど集中的に読みましょう。
そうすれば、間違いなく、その分野に関しての知識が身に付きます。
そして、その5冊の共通点や違う点、賛成意見、反対意見、いろいろ出てくると思います。
それらを自分の頭で考え、何かを実行に移すようにしましょう。
ハズレはすぐ閉じる
正直、本には当たり外れがあります。
内容がめちゃくちゃ濃くてわかりやすい本もあれば、内容が薄っぺらくて読む価値のないような本も中にはあります。
自分にとって今知りたい情報、そうでない情報もあります。
もし、自分にとってハズレだと思ったものはすぐに閉じてください。
時間の無駄です。
せっかく買ったんだし、最後まで読まなきゃ行けないという固定概念は捨ててください。
ハズレはすぐ閉じる。
これが鉄則です。
本を読まないから時間がない
「時間がないから本を読まないのではなく、本を読まないから時間がない」
これはめちゃくちゃその通りだと思いました。
お金をたくさん稼いでいる人や会社を経営している社長、めちゃくちゃ仕事ができるエリートサラリーマンの人たちは中流以下の人に比べて圧倒的に本を読んでいます。
「なんで、忙しいはずの経営者たちが本を読めて、中流以下の人たちは読む暇がないのか?」
それは、本を読んで、実行することで、仕事が早くなったり、時間の使い方が上手くなるからです。
言い換えれば、本を読むからこそ時間が生まれるということです。
時間を作りたい人、お金を稼ぎたい人は是非本を読みましょう。
そして実行に移しましょう。
まとめ
本の読み方
- 明確な目的を持って読む(大事なところだけ)
- 制限時間を設ける(集中力アップ)
- 全体を俯瞰する(どこを読むべきか検討つける)
- 読書開始
重要なポイント
- 読書後のフォロー
- カテゴリー集中法
- ハズレはすぐ閉じる
- 本を読まないから時間がない
この記事を読んだ後にどう行動するかで今後のリターンが決まります。
何か一つでも学んで実践に移してください。