【書評】吉井雅之「習慣が10割」【習慣を作るには努力や根性は必要なし】

 

 

こんにちは。せな(@senaaablog)です。

 

今回は吉井雅之さんの書籍「習慣が10割」の書評を書いていきます。

 

「習慣を作るメソッドを知りたい」

「やる気が出るきっかけが欲しい」

こんな人におすすめです。

 

私自身、「習慣を作るメソッド」や「やる気が出るきっかけ」を欲しいと思いながら購入しました。

読み終わるとこの二つの目的を達成していました。

 

そして、「より良い未来を作るためにいい習慣を作っていこう」と決心しました。

 

 

結論

「人に能力の差はなし。あるのは習慣の差だけ。」

 

良い習慣を作れる人こそどんどん能力をつけていき、成長し、いいサイクルに入ります。

つまり、良い習慣を作ることがいい未来を作るのです。

 

 

この本での目的は「習慣を身につけるメソッド」を知って行動に移すことです。

 

 

 

 

 

著者の紹介

吉井雅之(よしい まさゆき)

 

・有限会社シンプルタスク代表取締役

・習慣形成コンサルタント

 

習慣形成のメソッドを中心に、成果・結果を積み上げていく方々を、今なお多数輩出し続けています。

多業種にわたり各企業の顧問として、人間力戦略のコンサルティング、人材育成トレーニングを中心に増収増益のお手伝いを担当する傍ら、習慣形成を軸に人材育成トレーニングや講演、セミナーで全国をまわっている方です。

 

 

習慣とは...

習慣とは潜在意識への刷り込みが引き起こす無意識の反応です。

つまり意識せずに何気なくやってしまうことです。

 

言い換えれば、「自分との約束を守る」ことです。

 

言葉にすると簡単そうに見えますが、いい習慣を作るのは難しいと思っている方が多いことでしょう。

その理由を今から説明します。

 

 

なぜ続かないのか

「習慣化できない」「一つのことが続かない」理由は以下の通りです。

 

なぜ続かないのか

  • 脳が楽しいと感じていない
  • ハードルが高すぎる
  • 仕組みができてない
  • それをやる目的が明確じゃない

 

ではどうすればいいでしょうか。

 

それをみていきましょう。

 

 

習慣化するためのメソッド

 

 

習慣化するためのメソッド

  • 脳が楽しいと感じることをする
  • ハードルを下げる
  • 仕組み化する
  • 目的を明確化する

 

脳が楽しいと感じることをする

脳は正しさだけでは何かを続けることはできないです。

そこにワクワクする感情がなければ、いくら正しいことでも脳が勝手に回避反応を起こすようになってるのです。

 

確かに私に置き換えてみると、今までにいろんなことを習慣化しようと頑張ってきました。

 

2つの実話を見ていきましょう。

 

英語学習の習慣化(失敗例)

私は大学生3年生の時、英語を毎日勉強しようと決めました。

でも、英語を学ぶことが大事なのは理解していても、勉強する目的が曖昧で、全く楽しくなく、続きませんでした。

続いたのはせいぜい1週間ほどで、いわゆる時間の無駄になってしまったわけです。

 

ブログの習慣化(成功例)

私は新卒1年目に何かを発信して人の人生に良い影響を与えたいと思い、ブログを始めました。

ブログは発信する楽しさがあり、読者からの反応やPV数が伸びると楽しく、嬉しいので現在でも続いています。

 

 

このように楽しくないものは続かず、楽しいものは続き習慣になるものです。

 

つまり、「ワクワクする(楽しい)感情」は間違いなく習慣化に必要な要素です。

 

 

ハードルを下げる

習慣化できない理由の一つに「ハードルが高すぎる」ということが挙げられます。

 

想像してみてください。

 

運動の習慣がない人がいきなり、「毎日1時間みっちりジムでトレーニングをする」と決めました。

でもおそらく長続きしないでしょう。

 

毎日8時に起きている人が「明日から5時に起きて朝活する」と決めました。

これも長続きしないでしょう。

 

理由は簡単で、2つとも「ハードルが高すぎる」からです。

 

 

ではこういう習慣はどうでしょう。

 

「毎日ジムに立ち寄ってみる」

「毎週5分ずつ早く起きてみる」

 

これだと、めちゃくちゃ難易度が下がり簡単そうですね。

こんなことでいいのです。

 

難易度の低い習慣に慣れてくれば、少しずつハードルを上げていけばいいのです。

 

 

仕組み化する

仕組みができていなければ習慣化の難易度が高くなります。

 

仕組み化で大事なことが二つあります。

 

1つ目は、「時間と場所」を決めることです。

「毎日やる」と決めただけでは、「今日は忙しくて時間がなかった」「うっかり忘れてしまった」ということになりかねません。

でも「いつ・どこで」を決めれば、毎日の生活の中に確実にその行動が組み込まれます。

 

 

2つ目は「他人を巻き込む」ことです。

例えば、誰かに「毎日ジムにいく」と宣言することで、自然とやらなきゃいけない環境を作り出すことができます。

 

他人を巻き込むことのメリットとして、「相手から反応が返ってくる」ことです。

 

例えば、「今日もジム行った?」とか「今日はどんなトレーニングしたの?」とか。

このように「相手からの反応」があることで頑張ろうと思えます。

シンプルですが効果的です。

 

個人的におすすめなのは、何かをやると宣言して、それをやっている姿を毎日Twitterやインスタのストーリーに投稿することです。

これをすることで、先ほども言ったように、毎日やらなきゃいけない環境を作れて、反応も得られます。

 

 

目的を明確化する

何のために習慣化しているのか明確な目的がなければ長続きしません。

この目的こそが習慣を継続するための大きな原動力になるのです。

 

例えば、英語を勉強することを習慣化したい人がいたとします。

「英語を話せた方がかっこいいから」という理由と、「来年、海外旅行に行って海外の人たちとコミュニケーションを取りたいから」という理由ではどちらの方が長続きしそうでしょうか。

答えは後者です。

 

目的が明確であればあるほど習慣化しやすくなるのです。

 

 

私が習慣化したこと

 

 

「毎日最高の1日にしたい!」

そのためには朝に勉強して、夜は筋トレして、やりたいことをやる。

これが最高の1日だと私は思っています。

 

最高の1日にするために習慣にしたことは以下の二つです。

・朝活

・筋トレ

 

朝活

寝る前にスマホを手の届かない位置に置き、朝アラームが鳴ったら止めて、その足でカーテンを開けて、ノーズミントを吸う。そのあと白湯を飲む。

これで目が覚めるので、そこから朝活の作業を開始。

このように、朝活の前にルーティンを作ることで朝活できるようになりました。

 

筋トレ

職場の近くのジムに契約。仕事終わりにその足でジムに行く。

いつ、どこに?」という、時間と場所をクリアしているので簡単に習慣化できました。

ジムに行くと不思議とやる気が出るので後はやるだけです。

 

 

まとめ

習慣化するためのメソッド

  • 脳が楽しいと感じることをする→楽しくないと続かない

  • ハードルを下げる→続けることが何より大事

  • 仕組み化する→場所と時間、他人を巻き込む

  • 目的の明確化→習慣を継続する大きな原動力に

 

本書籍で書かれていることを実践すると間違いなく習慣化できます。

 

習慣化は根性ではありません。

やり方が大事なのです。

 

最後に一言

「人に能力の差はなし。あるのは習慣の差だけ。」

 

これを心に刻んで、いい習慣を作っていきましょう。

 

 

 

 

  • この記事を書いた人

seenan

25歳|3年目サラリーマン|僕の人生を変えてくれたことを発信

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