こんにちは。せなです。

どうしても覚えきれません。そのせいで時間がかかり、仕事が終わらないんです。自分って仕事ができない人間なんじゃないかって自信をなくしてしまいます。
「仕事は難しいことたくさんあると思うけどちゃんとメモを取っていますか?」「そして自分で考えて動いていますか?」仕事を覚えるまで、とにかくメモを見て動けばいつの間にかできるようになっています。そして、自分は仕事ができないんじゃないかって自信をなくす必要はないです。誰でもはじめのうちはできないんだからね。

それでは詳しく見ていきましょう。
目次
仕事が覚えられない原因
仕事が覚えられない原因をいくつか挙げてみましょう。
仕事が覚えられない原因
- 物覚えが悪い
- メモを取ってない
- 身につくまで繰り返しやってない
- 仕事の量が少なすぎる
- 自分のことしか見えてない
最も伝えたいこと
とにかくメモとりまくりましょう
体験談
私は学生時代居酒屋でバイトをしていました。
初めてのバイトということもあり、未知の世界で覚えることがたくさんありました。
お酒や料理の種類や、作り方、レジ打ち、接客の仕方などなど。
覚えることが多いことと、物覚えの悪さで、何度も同じようなミスを繰り返してました。
そんな時、バイトの尊敬していた先輩に「メモ取ってる?」と言われました。
私は「メモ取るのは自分が覚えられないですとアピールしているようなもので恥ずかしい」と思っていました。
でも、その尊敬できる先輩は常にメモを持ち歩いて、覚える姿勢がすごかったから、その先輩を見習い覚えることをメモし始めました。
そして、メモを何度も見返すことで、次第に覚えられるようになりました。
メモが大事だとよく言われていますが、ちゃんとメモを取ってる人は実は少ないように感じます。
メモの利点は後ほど話しますが、とにかくメモが大事だということを覚えておいてください。
仕事が覚えられないことの対処法
原因がわかったところで対処法を説明していきます。
仕事が覚えられないことの対処法
- メモをとりまくる
- 自分のキャパをギリギリ超えるくらいの仕事をする
- 周りがどんな仕事をしているか観察する
- 自分で考えて動く
メモをとりまくる
仕事を覚えるためには、「メモをとりまくる」これが最重要です。
覚えるべきこと、覚えたいことはひたすらメモをとり、とにかくやってみて、体に染みつくまでやり続けましょう。
私が思うに、仕事がなかなか覚えられない人の多くは中途半端にメモを取ってしまい、変な風に覚えてしまうことです。
例
何か仕事をするときに5段階の項目があったとします。
はじめの方はしっかりメモをしていましたが、4番目をメモし忘れてしまいました。
そうすると、教えてもらった仕事をいくらやっても、その仕事が終わることはありません。
なぜなら大事な項目の4番目が抜けているからです。
メモは姿勢であり、初めて経験することは一言一句聞き漏らさないつもりでメモを取りましょう。
完璧にメモが取れたら、その仕事はメモに沿って進めていくだけなので、あとは体が覚えるまでやるだけです。
取ったメモは自分がわかればいいので、素早く書くことを意識しましょう。
雑な字でも構いません。
もし聞き漏らした場所があれば、相手が話し終えたところで再度教えてもらいましょう。
その際、メモを見せながら質問をすれば、どの場所が抜けているのか相手もわかりその場所を丁寧に教えてくれます。
身につくまで繰り返しやる
一番重要なメモを取ることの次は、それを身につくまで繰り返し行うことです。
メモを見ながらであれば誰でもできるのは当たり前です。
「メモを見ながらだったらできる」という状態から「メモを見ずにできる」という状態に持っていきましょう。
メモを見るのと見ないのでは作業スピードで大きな差が生まれます。
基本的にこれが仕事を覚えるのが早い人と遅い人の特徴です。
つまり、その仕事が身についていれば、もはやそれは作業になりますので、集中力を使うこともなく無意識にできる状態です。
集中力には限りがあり、その集中力をどこに使うのかも大事な要素です。
仕事を覚えるのが早い人は「できるようになるまでひたすらそれを繰り返し」早く身につけて、他の覚えたいことに集中力を使うようになります。
逆に仕事を覚えるのが遅い人は、いろんなことをやろうとして結局その仕事が身につかずいつまで経ってもそれに集中力を使ってしまい仕事を覚えるのが遅くなります。
また、メモを取っておけばいつでも見返すことができその仕事をイメージしながら復習することができます。
とにかく仕事を覚えるのが早い人はやることを一個に集中し、それを完全に覚えた上で他のことを覚えようとする。
仕事を覚えるのが遅い人はいろんなことをいっぺんに覚えようとして結果覚えるのが遅くなります。
自分のキャパをギリギリ超えるぐらいの仕事をやる
次にしたいことは、「自分のキャパを少し超えるぐらいの仕事をやる」ようにすることです。
「え、それじゃ、やることが多すぎて逆に覚えられないんじゃ?」と思われるかもしれません。
しかし、仕事の覚え方を実践できるようになったのであれば、次はその容量でどんどん仕事の量を増やしていくことで、「やらなきゃ」と危機感が生まれ、脳が活性化し、さらに覚えられるようになります。
自分の仕事のキャパを十分に理解できていなければ、頭がショートしてしまい、逆効果になってしまいます。
自分のキャパというのはその人にしかわかりません。ただ、自分のキャパを完全に理解できた人はそのキャパを少しずつ大きくすることでめちゃめちゃ早い成長をできること間違いなしです。
周囲をよく観察すること
最後に、「仕事は言われたことだけをするのではなく、自分で考えて動く」ことが大事です。
これまでは、自分のやるべき仕事を覚え、自分の仕事を早くするという、自分にとっての仕事について触れてきましたが最後にチームとしてのスピードを早く回すことについて触れていきます。
あなたは「言われたことだけをやろうとしていませんか?」
言われたことだけをしていてもスピードにか限界があり、それ以上の成長は見込めません。
自分で考えて動くからこそ覚え、成長できるのです。
そのために大事なのが、「周囲をよく観察する」ことです。
仕事が覚えられない人は自分のことで一杯一杯になりがちだけど、たまには、上司の仕事の進め方をよく見てみるといいです。
実際、「仕事はほとんどが一人では完結していません」
周囲の人と一緒に進めていたり、自分のした仕事を次の人がさらにチェックしたり、自分の受けた仕事の見積もりをまとめたり整理してくれる人がいたりと様々な方法で回っています。
周囲をよく観察することで、その人の仕事の進め方を真似したり、別の人の仕事の負担を減らせるように工夫したりといろいろな工夫ができることに気がつきます。
それを日頃からやることで仕事の回り方だったり、自分なりの仕事の回し方だったり、いろんなことが見えてきます。
たまには他の人の仕事をよく観察して研究しましょう。
チームとしての仕事量や時間を減らせるようになればあなたは仕事ができる人と認定されます。
ただ、観察するときに注意したいことは、いいところと足りないところをよく分析し、いいところは真似してダメなところは自分で色々試すことが大事です。
まとめ
どうしても仕事を覚えられないのであれば、とにかくメモを取ることが大事です。
上であげたことは全て、メモを取って行動や分析、改善、思考することです。
基本はメモということを忘れないでください。
メモというのは時間がかかりますが、何度も反復することでメモを見ずにできるようになり、実質的にスピードは向上します。
また、最終的にチームとしての仕事を考えて自分の仕事を行うことで、チームとしての仕事量や時間が減らすことができ、仕事ができる人になります。
余談ですが、メモは「備忘としてのメモ」と、「知的生産のメモ」の2種類あります。
備忘としてのメモだけでも仕事を覚えることは可能ですが、もう一歩踏み込んで、知的生産のメモに変えることで、さらに成長し、自分で物事を考える能力がつきます。
初めのうちは備忘録としてでいいですが、メモの習慣が身に付いたら知的生産のメモにシフトチェンジしましょう。
そんなメモ術を教えてくれるのが「メモの魔力」です。
この本は前田裕二さんという「SHOWROOM」の社長さんで、私がめちゃめちゃ尊敬している方の本です。
彼のメモは備忘録ではなく、知的生産のメモです。
彼のメモの仕方を真似することで、「思考が深まり」「成長できたり」「話が上手くなったり」「企業のアイデア」が生まれたりと数え切れないほどのメリットがあります。
詳しいメモの取り方だったり、メリットだったりはこの本を読んで感じ取ってください。就職活動を行う学生にとってもとてもおすすめの本です。