
こんにちは。せなです。
今回はDaiGoさんの書籍「後悔しない超選択術」の内容をこの記事を読めばわかるようになってます。
ただ、もっと詳しく読みたい方は本を買って読んでみてください。

自分の行った行動で後悔することがある。優柔不断で普段からなかなか決断ができない人におすすめの記事です。
本文では、5つの意思決定タイプや、後悔しない選択をするための準備の仕方、後悔しない選択をするための習慣を順に説明していきます。
目次
第1章:選択の仕方にはスタイルがある
5つの意思決定スタイル
意思決定のスタイルは5つに分かれています。必ずどれかに当てはまりますので、自分はどのタイプに当てはまるのか考えてみてください。
合理的スタイル
選択肢に対して論理的に分析、比較し、合理的に選択するタイプ
自分の下した選択とその結果について後悔してない確率が最も高い
直感的スタイル
数字やデータより、自分の感覚を重視するタイプ
自分が正しいと思ったことを肯定する情報だけを信じ、否定する情報を避けたり、
無視する傾向がある=確証バイアス
依存的スタイル
他人のアドバイスに耳を傾け、意思決定をしていくタイプ
回避的スタイル
最終決定を先延ばしにしようとするタイプ
自発的スタイル
選択するスピードが早く、決断力があるタイプ
ポイント
重要なのは自分の選択のベースとなっているスタイルを知り、感情の影響を受けやすい人は自分が感情的になっていないか、普段から省みること。
合理的な意思決定をするためのトレーニング
- ペンとノートを用意して、今日あなたが行った選択について振り返る
- 自分の選択について満足度を10点満点で評価する
- なぜ、その点数になったのか、理由を書く
- 視点を変えて、あなたが行った選択を長期的に見た場合のメリットを評価
第2章:後悔しない選択をするための準備

実は、自分で決めたと思っている選択は、時間に迫られて焦ったり、衝動にかられたりして、選んだだけというケースがほとんどです。
例えば転職しようか迷ってる時の選択肢。
- 今の会社で様子を見る
- 同じ業界の会社に転職する
- 異業種の会社に挑戦する
- フリーランスになる
- 独立企業する
- 海外でワーキングホリデーに挑戦する
- まず辞めてしまう
対応策をあげてみるとこれだけの選択肢があるのに、ほとんどの人が「辞める」か「辞めないか」の二択になってしまっています。
まずはどんな選択肢があるのか、あげてみることが大事です。
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- 人は衝動に抗えない生き物と心に刻む
- 知識や経験よりもアンケートの母数を重視
- 自分の時間感覚を過信しない
- 第三者の目を意識する
- 未来の自分を想像してみる
- プランやコストを明確化する
ここでは「人は衝動に抗えない生き物と心に刻む」ことと、「プランやコストを明確化する」ことを解説します。
人は衝動に抗えない生き物と心に刻む
「人は衝動に抗えない生き物と心に刻む」これを知った上で対策をとることが大事です。
例:資格試験対策の講座、スクールに通う
受け入れる衝動
→仕事が忙しくなって、疲れて寝てしまう。
回避する選択
→出社前の時間にオンラインで授業が受けられるように手配しておく
後悔しない選択をするためには、自分が負けてしまいそうな衝動や誘惑を予測し、シチュエーションごとに対応できるよう自分の中でルールを決めておきましょう。
プランやコストを明確化する
例えば、作者のDaiGoさんは起きてすぐにSIT(30秒全力で動き、3分休むというトレーニング)を実行し、そのあと水とコーヒーを飲むと言ってます。
このように明確なプランとして、起きた直後から行うべきことが書かれているので、目にしたら毎日、確実にやるしかありません。
明確なプランを作れば、脳は自ずと、あなたが求めている方向へ選択を重ねてくれるようになります。
第3章:後悔しない選択をするための習慣
習慣は良くも悪くも人生の方向を大きく変えます。
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- 複数のサンプルを用意する
- 難しい選択は午前中に行う
- 不安への対策をする
ここでは、「難しい選択は午前中に行う」ことを解説します。
難しい選択は午前中に行う
脳は選択肢を先延ばしにしていることを忘れません。いつかは選択しなければいけないと思いながら別のことを考えるため、脳は疲弊して、さらに判断する力を失ってしまうようにできています。
そのため、選択疲れがたまっていない「午前中に難しい選択を行う」べきです。
朝に1日の行動を決める習慣が、後悔しない選択へと繋がります。中でも、朝食をとった後の30分の「ゴールデンタイム」を有効に活用しましょう。
そのためにまず早起きをする。そして、朝食後の30分から1時間をじっくりと大事な決断をするのに使えるようなスケジュールを組みましょう。
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- 朝のうちに1日の行動プランを作っておく
- 自分の中でルールを作る
- 物を増やさない
第4章:選択を鈍らせる5つの落とし穴
心に余裕がないときほど脳が楽をしようとして、バイアスをかけて非合理的に物事を判断するようになります。
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- 感情バイアス
- プロジェクションバイアス
- サンクコストバイアス
- 正常性バイアス
- メモリーバイアス
ここでは「感情バイアス」と「サンクコストバイアス」を紹介します。
感情バイアス
気分によって同じ出来事の受け止め方が180度変わってしまいます。
「怒り」「焦り」「不安」「喜び」「甘え」などの感情は、それらが生じている時の人間の選択に強い影響を与えます。
これらの感情的要因による意思決定や認知の歪みが感情バイアスです。
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- 自分の認知、判断が感情に左右されることがあると自覚すること
- ストレスが大きい時に大切な選択をしないこと
強いストレスを感じている時はあえて選択を先延ばしにすることも大事なことです。
サンクコストバイアス

サンクコストバイアスは「埋没費用」とも呼ばれる会計用語で、「すでに支払ってしまい、もう戻ってこない費用や労力、時間」のことをいいます。
映画を見ていて15分で面白くないことに気づいた。だけどせっかく1000円払ったんだから見ないと損と思ってしまいますよね。
しかし、そこで席を立って、ショッピングを楽しんだり、読書をしたりしたほうが効率的です。
だけど、実際はその場で席を立てる人はほとんどいません。
こうならないために過去ではなく今の自分に目を向けることが大事になってきます。
これには「マインドフルネス瞑想」が効果的です。
マインドフルネス瞑想とは、呼吸をカウントしながら、「いま、ここ」の状態に意識を集中して、15分間行う瞑想です。
<効果>
長期的に良い選択=後悔しない選択ができるようになる
ちなみにこのマインドフルネス瞑想は、世界トップ企業や大学などでも、社員研修プログラムや授業などに取り入れられています。
第5章:後悔しない選択をするトレーニング
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- 感情を操る
- 「1日再構成法」で幸福な選択を見極める
- トーナメント方式で脳の負担を減らす
- あえて空腹にすることで選択力を上げる
- コアバリューノートで何が大事かを把握する
ここでは特に大事なトレーニングである「1日再構成法」「コアバリューノートで何が大事かを把握する」の2つを紹介します。
「1日再構成法」
簡単に言うと、1日に行った選択の中で、自分が本当に幸せを感じた選択はどれだったかを記録し続ける方法です。
これをやることで、自分にとって何が価値のある選択だったかを見返すことで、後悔しない選択をするために何に注意を払えばいいかわかるようになります。
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- 開始時刻
- 終了時刻
- やっていたことのないよう
- 誰とやっていたか
- 得られた快楽はどの程度だったか(1~10で採点と寸評)
- 感じたやりがいはどの程度だったか(1~10で採点と寸評)
例:同僚とお酒を飲みにいく場合
- 20:00
- 22:30
- 居酒屋で上司の愚痴を肴に酒を飲んだ
- 同僚のA.B.Cと4人で
- 5点 最近あった上司の理不尽な振る舞いを愚痴ってスッキリした
- 2点 家で英会話の勉強でもしておけばよかったと思った
<ポイント>
・快楽とやりがいを分けて評価するところ
・どちらもバランスよく整ってるものが理想
快楽だけの選択はいずれ虚しくなりますし、やりがいだけの選択は人生を息苦しくさせます。
コアバリューノートで何が大事かを把握する

コアバリューノートとは日記形式で毎日あなたが大切にしている価値観をノートに書き出すと言うものです。
- 自分が人生で大切にしていきたいことを1つ記入
- ポジティブな3つの出来事を記入
- 人生で大切にしていきたいことのためにとった選択と行動を記入
- 選択の基準がわかる
例
- 家族
- 出社前にジムに行き、いい汗をかいた昼休みに安くて美味しい店を見つけた仕事が計画通りに進んだ
- 家族の顔を見るためにできるだけ早く帰った
- 最も大切なもの→家族
ジムに行く→健康を維持
安い店を選ぶ→貯金できる
早めに帰社→家族と過ごすため
まとめ
これまでに行ってきた選択と結果は変えられません。
しかし、これからの選択によって、人生をより良い方向に導くことはできます。
上記に挙げた方法を少しでも実践して、後悔のない選択を行なっていきましょう。